期間工と聞くと、男性が多い職場で、大きな部品を持ちながら働くイメージを持つ人もいると思います。
女性がデンソーの期間工を検討するときも、「自分だけ女性だったらどうしよう」「力仕事ばかりだったら続かないかも」というところは気になるはずです。
デンソーの場合、そうしたイメージとは少し違います。
女性の期間従業員は決して珍しくなく、職場によっては男性より女性の方が多いところもあります。
期間工経験者からも、工場全体では体感で3〜4割ほど女性がいたという声があります。
ただし、女性だから座ってできる軽作業に配属されるわけではありません。
ラインでの立ち作業もありますし、重量物を扱う可能性もあります。夜勤を含む交替勤務にも対応する必要があります。
女性でも普通に働ける環境ではありますが、見るべきなのは「女性がいるか」だけではなく、実際の仕事内容や勤務条件が自分に合いそうかどうかです。
女性でもデンソー期間工として働ける
デンソーの製造現場では女性も働いています。採用情報でも女性従業員が紹介されており、期間従業員から正社員になって働き続けている女性もいます。
工場というだけで「ほとんど男性」と考える必要はありません。
女性の期間工はどれくらいいる?
デンソーは、期間従業員全体に占める女性の割合を公表していません。
そのため、「現在の女性比率は30%」「40%」と会社全体の数字として断定することはできません。
ただ、そこで話を終えてしまうと、実際の様子はほとんど分かりません。
過去の幸田製作所では、男性より女性の期間従業員の方が多い職場もありました。
幸田製作所は半導体や電子部品など比較的小さなものを扱う工程があり、完成車工場のように大きな車体部品を扱う仕事とはかなり様子が違います。こうした仕事内容も、女性が多い背景の一つと考えられます。
別のデンソー期間工経験者にも、配属先では女性が少なかったものの、隣の職場はほとんど女性で、工場全体では体感3〜4割ほどだったという経験があります。
この3〜4割という数字は会社が発表した統計ではないので、そのまま「デンソー期間工の女性比率」とすることはできません。
それでも、女性が数人しかいないメーカーという感覚ではなく、職場によってはかなり女性が多いというイメージの方が実態には近いでしょう。
もちろん、どこに配属されても同じではありません。女性が多い工程もあれば、男性中心の工程もあります。
そのため、女性比率については「デンソー全体で何%か」より、配属される製作所や職場によってかなり差があると考えておいた方がいいです。
女性はどんな仕事をする?軽作業とは限らない
デンソーは自動車そのものを組み立てる会社ではなく、半導体、センサー、エアコン関連部品、燃料噴射装置など、さまざまな自動車部品を製造しています。
製造現場では細かな部品を扱うことが多く、手先を使う仕事が多いこともデンソーが職場の特徴として挙げています。
大きな車体部品を持って組み付ける仕事ばかりではないため、腕力だけで考えれば働きやすい工程もあります。
ただ、「部品が小さい=簡単な仕事」と考えると少し違います。
小さな部品を扱う仕事にも別の大変さがある
たとえば組付けなら、部品を決められた位置に取り付け、正しく組み付けられているかを確認しながら作業を進めます。
検査では、外観や寸法が基準から外れていないかを確認し、異常がある製品をそのまま次の工程へ流すわけにはいきません。
設備を使う仕事でも、機械が動いているのを眺めているだけではありません。加工された製品を確認したり、設備の状態を見たりしながら、いつもと違う状態があれば確認する必要があります。
一つひとつの部品が軽くても、決められたペースで同じ動作を繰り返す仕事なら、肩や腕、足が疲れることもあります。細かな違いを見続ける工程なら集中力も必要です。
大きな部品を持つ体力勝負とは違いますが、小さい部品だから楽とは限りません。
加工・組付け・検査・物流などの仕事そのものについては、
【デンソー期間工の仕事内容は?配属工程・研修・物流まで解説】
で詳しく説明しています。
女性でも重量物を扱う可能性がある
現在の募集条件では、ラインでの立ち作業のほか、重量物や油を扱う作業があることも明記されています。重量物については、女性の場合、持ち上げ・持ち運びは15kgまでです。
15kgというと、一度だけなら持てる人も多いと思います。ただ、工場の仕事では重さだけを見ても負担は分かりません。
床から持ち上げるのか、腰くらいの高さなのか、何メートル運ぶのか、それを一日に何回行うのかでもかなり違います。
女性だから重量物を一切扱わないとは限らないので、「女性なら軽い部品だけを扱う工程に配属される」と思って応募するのは避けた方がいいです。
現在のライン作業や重量物などの条件は、デンソーの期間従業員募集要項でも確認できます。
女性だから配属先が決まるわけではない
期間従業員の仕事内容は会社が決定します。
女性だから検査、男性だから加工というように、性別だけで仕事が決まる制度ではありません。
実際には、その製作所で何を作っているか、どの工程で人員が必要なのか、生産状況がどうなっているかなどによって配属が変わります。
同じ製作所に入った女性同士でも、一人は組付け、一人は検査ということは十分あり得ます。「女性が多い会社」と「自分がどの仕事に配属されるか」は分けて考えておいた方がいいです。
女性でも続けられる?体力だけで判断しない方がいい
デンソーで働けるか考えるとき、「重い物を持てるか」ばかり気になりやすいですが、実際には別のところが負担になることもあります。
立ち仕事や反復作業は部品の重さとは別に疲れる
ライン作業では、基本的に決められた手順を繰り返します。
仮に扱っている部品が数百グラムしかなくても、勤務時間中に何度も同じ位置へ手を伸ばし、部品を取り、確認して組み付ける作業を続ければ、腕や肩に負担はかかります。
立った状態で仕事を続ける工程なら、足も疲れます。
反対に、体力にそこまで自信がなくても、作業に慣れて体の使い方が分かってくることで続けやすくなる人もいます。
「女性だから大丈夫」「女性だから無理」というより、立ち仕事、反復作業、決められたペースで作業を続けることに対応できそうかを考えた方が実際の仕事を想像しやすいです。
昼勤だけで働くことはできない
ここは応募前に確認しておきたいところです。
現在の期間従業員募集では、「昼勤だけ」「交替勤務はできない」といった勤務時間の希望は受け付けていません。
昼勤・夜勤のどちらにも対応できる人が募集対象です。
通常の2組2交替勤務では、昼勤と夜勤を1週間ごとに交替する形があります。
現在掲載されている基本勤務時間は、昼勤が8時40分~17時15分、夜勤が19時~3時50分です。配属先によって別の勤務形態になる場合もあります。
女性だから夜勤がなくなるわけではありません。
夜勤が合うかは、力仕事とは別の問題
夜勤になると、普段なら寝ている時間帯に働きます。
仕事が終わるころには外が明るくなっていることもありますし、昼間に寝なければならない日も出てきます。
1週間ごとに昼勤と夜勤が入れ替わる職場なら、生活リズムもその都度変わります。
工場の作業そのものには慣れても、この勤務リズムが合わない人はいます。
反対に、夜勤に対応できるなら、「女性だから期間工は難しい」と考える必要はありません。
応募前には腕力だけではなく、交替勤務の生活を続けられそうかもかなり大きな判断材料になります。
デンソーは女性にとって働きやすいと考えられる点もある
デンソーは「女性向け期間工」という仕事ではありませんが、自動車部品メーカーであることから、完成車メーカーとは仕事の性質が違います。
大きな車体部品ばかりを扱う仕事ではない
製造しているものには、半導体やセンサーなど非常に小さなものもあれば、エアコン関連や燃料系の部品などもあります。
デンソー自身も、細かな部品を多く扱うため手先を使った作業が多いことを職場環境の特徴として紹介しています。
幸田製作所で女性の期間従業員が多い職場があったのも、こうしたデンソーの仕事の特徴を考えると不思議ではありません。
だからといって全部が軽作業になるわけではありませんが、車体そのものを扱う工場とは仕事の選択肢がかなり違います。
女性が珍しくないこと自体は働きやすさにつながる
これは意外に大きい部分です。
女性がほとんどいない職場へ一人で入るのと、周囲にも女性の期間従業員が普通にいる職場では、入ったときの感覚はかなり違います。
デンソーでは職場によって女性が多いところもあり、女性が製造現場で働くこと自体が特別なことではありません。
着替えや休憩、寮生活などを含めても、女性が働くことを前提とした環境があるのは、初めて工場勤務をする人にとって安心材料の一つになるでしょう。
給料も女性用の条件があるわけではない
期間従業員の募集条件に、男性用の日給と女性用の日給が分かれているわけではありません。
女性だから基本の日給が低く設定される募集ではありません。
実際の月収は配属された勤務形態、残業時間、夜勤時間、稼働状況などによって変わるため、人によって差は出ます。
それでも、性別によって最初から別の賃金体系になっているわけではないという点は分かりやすいでしょう。
遠方からデンソーに応募する女性は女子寮も確認しておきたい
県外からデンソーへ行こうと考えているなら、仕事内容と一緒に確認しておきたいのが寮です。
入寮条件を満たしていれば期間従業員向けの寮を利用でき、女性向けの寮もあります。
ただ、一般的な賃貸マンションへ会社がお金を出してくれる制度とは少し違います。
入る寮は会社が決めるため、自分で好きな寮を指定することはできません。
寮によってはワンルーム型もあれば、自分の個室は確保されていても浴室や洗濯設備などを共用するタイプもあります。
遠方から応募する場合は、「寮費がかからないか」だけではなく、どんな生活になる可能性があるのかまで確認してから決めた方がいいです。
女子寮や部屋タイプ、入寮条件については、
【デンソー期間工の寮は?寮費無料・相部屋・女子寮・当たり寮を解説】
で詳しくまとめています。
髪色・メイク・服装はどこまで大丈夫?
女性の場合、仕事内容とは別に、髪色やメイクなどがどこまで許されるのか気になる人もいると思います。
現在の募集要項では、契約更新時などに確認される職場の評価項目の中に「身だしなみ」が含まれています。
製造現場では、見た目だけではなく安全に仕事ができることが優先されます。
長い髪、アクセサリー、服装なども、設備へ巻き込まれたり作業の邪魔になったりしないことが前提になります。
ただし、「髪はこの色まで」「メイクは禁止」といった細かな基準を根拠なく決めつけることはできません。
髪色や服装、身だしなみについて詳しく知りたい場合は、
で詳しく説明します。
デンソー期間工を検討しやすい女性・慎重に考えたい女性
ここまで見てくると、「女性でも働けるか」という最初の疑問だけなら、答えはかなりはっきりしています。
女性の期間従業員は普通にいますし、職場によっては女性の方が多いこともあります。小さな部品を扱う工程も多いため、完成車工場の仕事を想像して「自分には絶対無理」と決める必要はありません。
ただ、向いているかどうかは別です。
工場未経験でも仕事を覚えるつもりがあり、立ち仕事や同じ作業の繰り返しに大きな抵抗がなく、夜勤を含む交替勤務にも対応できるなら、十分に検討できる仕事だと思います。
細かな確認や決められた手順を守ることが苦にならない人とも相性があります。
反対に、昼間だけ働きたい、座り仕事でないと難しい、重い物を一切扱いたくない、仕事内容を応募前に指定したいという場合は、現在の募集条件とは合わない可能性があります。
特に避けたいのは、「女性が多いらしいから、自分も軽い工程に入れるはず」と考えてしまうことです。
女性が多いことと、希望する仕事に配属されることは別です。そこを分けて考えておけば、入社後のギャップも小さくなります。
自分でも続けられそうなら現在の募集条件を確認する
デンソーは、女性が期間工として働くこと自体に特別感がある会社ではありません。
職場によっては女性の期間従業員がかなり多く、過去の幸田製作所では男性より女性の方が多い職場もありました。
体感として3〜4割ほど女性がいたという期間工経験者の話もあり、「工場に入ったら周囲がほぼ男性」というイメージだけで考える必要はなさそうです。
ただし、仕事では立ち作業もありますし、女性でも15kgまでの重量物を扱う可能性があります。昼勤だけを選ぶこともできません。配属される仕事内容も会社が決めます。
このあたりまで分かったうえで、自分なら続けられそうだと感じるなら、次は募集条件を確認する段階です。
【デンソー期間工の求人・募集情報|応募方法と募集要項を解説】
【CTA:現在募集中のデンソー期間工の求人を確認する】
まとめ|女性は珍しくない。ただし「女性向けの軽作業」と考えない方がいい
デンソーでは女性の期間従業員も普通に働いています。
会社全体の女性比率は公表されていませんが、現場では女性がかなり多い職場もあり、期間工経験者の体感として3〜4割程度という話が出てくるのも、それほど不自然ではありません。
特に小さな部品を扱う工程があることは、完成車メーカーとの大きな違いです。
ただし、女性だから仕事が軽くなるわけではありません。
ラインでの立ち作業があり、重量物は女性でも15kgまで扱う可能性があります。夜勤を含む交替勤務にも対応する必要があります。
女性でも働けるかどうかを心配するより、立ち仕事・反復作業・夜勤・配属を選べないという条件を自分が受け入れられるかを見る方が、応募するかどうかは判断しやすいです。
