クボタ枚方製造所の期間工には、他の期間工求人では意外と少ない特徴があります。
夜勤なしの日勤だけを選んで働けることです。
現在の募集では、8:00~16:30の日勤のみと、8:00~16:30/20:00~翌4:30を1週間ごとに交替する勤務から選択できます。
年間休日は125日で、原則として土日休みです。
「期間工は稼げそうだけど、夜勤は避けたい」という人にはかなり気になる条件でしょう。
ただし、求人に掲載されている月収30万円のモデルは日勤と夜勤を組み合わせた場合です。
日勤のみを選んでも働けますが、夜勤ありと同じ収入になるわけではありません。
まずは現在の主な条件を整理します。
| 項目 | 枚方製造所 |
|---|---|
| 入社時の日給 | 12,300円~ |
| 日給の昇給 | 6か月更新ごとに500円 |
| 日給上限 | 14,300円 |
| 勤務時間 | 日勤のみ/交替勤務から選択 |
| 日勤 | 8:00~16:30 |
| 夜勤 | 20:00~翌4:30 |
| 年間休日 | 125日 |
| 満期慰労金 | 最長勤務で総額192万円 |
| 入社支度金 | 15万円 |
| 祝儀 | 年間最大28万円 |
| 寮 | 条件を満たせば寮費無料 |
| 最長勤務期間 | 2年11か月 |
日勤を選べることだけを見ると働きやすそうですが、給料、満期慰労金、仕事内容、寮まで合わせて見ると、枚方製造所が自分に合うか判断しやすくなります。
クボタ枚方製造所の期間工は日勤だけでも働ける
日勤は8:00~16:30
日勤のみを選んだ場合の勤務時間は、8:00~16:30です。実働は7時間45分になります。
朝から夕方までという比較的分かりやすい勤務なので、睡眠時間を毎週入れ替える必要がありません。
交替勤務では、日勤の週が終わった後に夜勤の週へ切り替わります。
夜に働いて昼間に寝る生活が苦手な人にとっては、深夜手当より生活リズムを優先したいこともあるでしょう。
枚方では、その選択肢を最初から持てるのが大きな特徴です。
夜勤ありの交替勤務も選べる
収入を重視する場合は、夜勤を含む交替勤務も選択できます。
勤務時間は日勤8:00~16:30、夜勤20:00~翌4:30で、1週間ごとの交替勤務です。
深夜勤務には37%の割増賃金が付きます。
同じ日給でも夜勤のある月の方が収入は増えやすいため、生活リズムへの負担と収入のどちらを優先するかで選択が変わります。
「期間工だから夜勤をしなければならない」のではなく、枚方では日勤を選べる。その代わり、夜勤による割増分は受け取れない。この2つをセットで考える必要があります。
日勤だけなら深夜割増は付かない
現在掲載されている月収例は、入社1年目で約30万円です。
ただし内訳を見ると、日勤と夜勤をそれぞれ10日程度行い、さらに残業10~30時間を含む想定になっています。
生産量によって残業時間も変わります。
そのため、「日勤だけを選んでも毎月30万円」と受け取るのは正確ではありません。
日勤のみなら深夜割増がなくなるため、同じ勤務日数なら交替勤務より月収は低くなります。
ただ、夜中に働かずに済むことや、休日を含めた生活リズムを作りやすいことには、それとは別の価値があります。
クボタ枚方製造所の給料は日給12,300円から、6か月ごとに上がる
日給は最大14,300円
入社時の日給は12,300円です。
その後、契約更新の6か月ごとに500円ずつ上がり、上限は14,300円です。
勤務を続けた場合は、
| 勤続の目安 | 日給 |
|---|---|
| 入社時 | 12,300円 |
| 6か月更新後 | 12,800円 |
| 1年後 | 13,300円 |
| 1年6か月後 | 13,800円 |
| 2年後以降 | 14,300円 |
という形で上がっていきます。
500円の差でも、20日勤務なら基本部分だけで月1万円変わります。
短期間で辞める場合にはそれほど大きく見えませんが、1年、2年と働く人ほど昇給の影響は大きくなります。
月収30万円例は交替勤務を含む
日給12,300円を20日分として単純計算すると24万6,000円です。
ここに残業代や夜勤時の深夜割増などが加わり、募集ページでは月収30万円の例が示されています。
残業は32%増、深夜勤務は37%増です。
求人の「月収30万円」という数字だけを見ると、毎月30万円程度が固定でもらえるように見えるかもしれませんが、そうではありません。
残業時間も生産量によって変わりますし、勤務形態によって深夜割増の有無も変わります。
日勤だけで働くなら月収例の見方に注意
日勤希望の人は、日給と勤務日数を基本にして収入を考える方が現実的です。
例えば入社直後の日給12,300円で20日勤務すれば、日給部分は24万6,000円です。
実際には残業などがあれば増えますし、社会保険料や税金などが引かれるため、その金額がそのまま手取りになるわけではありません。
「夜勤はしたくないけれど、期間工だからかなり稼げるだろう」と考えている場合は、日勤を選べることと、交替勤務の収入モデルは分けて見るのが大切です。
満期慰労金は最長で総額192万円
6か月ごとに支給額が決まっている
枚方製造所では、契約を満了すると満期慰労金が支給されます。
現在の支給額は次のとおりです。
| 支給時期 | 満期慰労金 |
|---|---|
| 1回目 | 30万円 |
| 2回目 | 30万円 |
| 3回目 | 33万円 |
| 4回目 | 33万円 |
| 5回目 | 36万円 |
| 6回目 | 30万円 |
| 合計 | 192万円 |
192万円は、最長2年11か月まで勤務した場合の累計です。
半年だけ働くなら30万円、1年間なら60万円なので、自分が予定している勤務期間に合わせて見る方が分かりやすいでしょう。
出勤率90%以上が条件
満期慰労金には出勤率90%以上などの条件があります。
毎月の給料とは違い、在籍していれば必ず満額が振り込まれるお金ではありません。
期間工では満期慰労金の最大額が大きく紹介されることがありますが、実際に家計を考えるときは、最初から192万円を確定収入として扱わない方が安全です。
祝儀年間28万円と入社支度金15万円もある
満期慰労金とは別に、6月と12月に14万円ずつ、年間最大28万円の祝儀があります。支給には条件があります。
また、入社支度金として15万円が用意されており、試用期間満了時に支給されます。
枚方の収入を見るときは、毎月の給料だけでなく、こうした半年単位・入社時期に関係するお金を分けて考えると分かりやすくなります。
仕事内容は小型建設機械の組立が中心
クボタ枚方製造所では、ミニバックホーなどの小型建設機械を生産しています。
期間従業員が担当する仕事には、組立、塗装、溶接、検査、調達、リフト作業などがあります。
大きな部品はクレーンを使って組み付ける
組立では、さまざまな部品を機体へ取り付けていきます。
小さな部品だけではなく大きな部品もあるため、重量物は人の力だけで持ち上げるのではなく、クレーンを使って組み付ける場面があります。
作業者は部品を所定の位置へ合わせ、工具などを使って組み付けていきます。
「建設機械を作る=重い物を一日中手で持つ」と単純に考える必要はありませんが、立ち作業や工具を使う作業が中心になるため、デスクワークとは身体の使い方がかなり違います。
複数機種が流れるラインでは作業パターンを覚える
製造ラインには、1種類だけが流れる職場と複数の機種が流れる職場があります。
複数機種を扱う場合は、機種によって取り付ける部品や作業内容が変わるため、パターンごとに仕事を覚えていきます。
単純に同じ動きを一日中繰り返す工程ばかりではないということです。
最初は手順書や指導を受けながら、「この機種ではこの部品」「次はこの作業」という流れを覚えていくことになります。
検査・ラベル貼り・ピッキングなどもある
組立以外にも、製品や部品の検査、ラベル貼り、部品のピッキングなどがあります。
検査は「見るだけ」の仕事ではありません。決められた基準に沿って異常がないか確認し、問題があればそのまま次へ流さないことが必要になります。
ただし、どの工程に配属されるかは入社前に自分で完全に指定できるわけではありません。配属先は研修後に適性を見て会社側が決めます。
工程ごとの負担や「どの仕事がきつく感じやすいのか」については、別の記事で詳しく整理しています。
期間工未経験でも4.5日間の研修後に配属される
入社直後から一人でラインに入るわけではない
枚方製造所では、入社後に4.5日間の研修を受け、その後に配属先が決まります。
製造業未経験の場合、工具の使い方だけでなく、安全上のルールや工場内での動き方など覚えることが多くあります。
入社初日からいきなり一人で建設機械を組み立てるわけではなく、まず基本的な教育を受けてから実際の職場へ入ります。
配属先は適性を見て会社側が決める
希望した工程に必ず配属されるわけではありません。
研修後、適性を見て会社側が配属職場を判断します。
「組立は嫌だから検査だけ」「フォークリフトだけやりたい」といった前提で応募すると、実際の配属とのギャップが出る可能性があります。
クボタ枚方で働くなら、小型建設機械の製造に関わる複数の工程のどこかへ配属される可能性がある、と考えておく方が現実的です。
保護具に慣れるまで時間がかかる職場もある
職場によってはエプロンなどの保護具を付けて作業します。
募集ページでも、保護具に慣れるまでは多少時間がかかると案内されています。
夏場なら、保護具を付けて身体を動かす仕事は負担を感じることもあるでしょう。
ただし、すべての工程で同じ保護具を使うわけではありません。
配属先によって作業環境が違うため、「枚方の仕事は全部こうだ」と決めつけることはできません。
寮費無料のくずは寮を利用できる
男性は一人部屋のくずは寮
遠方から応募する男性は、条件を満たせば「くずは寮」を利用できます。
寝室は一人部屋で、寮費は無料です。
ただし、浴場や洗濯室など一部の設備は共用です。一般的なワンルームマンションで完全に一人暮らしをするのとは少し違います。
寮費・水道光熱費は無料
くずは寮では、寮費に加えて水道・光熱費も無料です。
毎月の給料を増やすことだけでなく、家賃や光熱費を抑えられることも、手元にお金を残すうえでは大きな要素です。
例えば自分で賃貸住宅を借りれば、給料から毎月家賃や電気・水道代を払います。寮を利用できれば、この固定費をかなり減らせます。
女性は製造所周辺のマンスリータイプの寮となり、寮費は無料ですが水道・光熱費は実費です。
入寮条件は公共交通機関で片道1.5時間以上
誰でも寮に入れるわけではありません。
現住所から枚方製造所まで、公共交通機関を使った合理的なルートで片道1.5時間以上かかる人が入寮対象です。
「採用されたら寮費無料だから」と最初から寮生活を前提に収入計算をする場合は、自分が入寮条件を満たすか確認しておきたいところです。
部屋や共用設備、筑波との違いについては、寮の記事で詳しく比較しています。
クボタでは期間工から正社員を目指すこともできる
受験資格は入社1年以上
枚方製造所には正社員登用制度があります。
受験できるのは、入社後1年以上経過した人です。製造未経験から正社員になった実績もあります。
期間工として働きながら、「この仕事なら長く続けられそう」と感じた段階で正社員を目指せる選択肢があります。
最長2年11か月の間に最大3回受験できる
正社員登用試験は、最長2年11か月の勤務期間中に最大3回まで受験できます。
一度受けて不合格になれば二度と受けられない制度ではありません。
ただし、受験資格を得たことと正社員になれることは別です。勤務実績なども含めた選考があるため、「1年働けば正社員になれる」と考えるのは違います。
試験は毎年3月・9月
登用試験は毎年3月と9月に行われています。
入社時期によっては、1年経過後すぐ試験時期が来るとは限りません。
正社員を本気で考えているなら、試験の時期や受験条件まで確認しておくと計画を立てやすくなります。
詳しい登用条件や考え方は別の記事で整理します。
筑波工場と迷うなら何を基準に選ぶ?
基本日給なら筑波が高い
クボタでは枚方だけでなく、茨城県の筑波工場でも期間従業員を募集しています。
入社時の基本日給だけを比べると、筑波の方が高い条件です。
短期間でも毎月の基本給をできるだけ高くしたいなら、筑波は有力な候補になります。
満期慰労金なら枚方が大きい
枚方は最長勤務時の満期慰労金が総額192万円です。
長く働くつもりなら、毎月の日給だけでなく、契約満了時に受け取れるお金まで含めて比較した方が実際の総収入に近づきます。
「日給が高い方が必ず得」とは限らず、半年で辞めるのか、1年以上働くのかによって見え方も変わります。
日勤のみを希望するなら枚方は選びやすい
夜勤を避けたい人にとって、枚方の最大の特徴はやはり日勤のみを明確に選択できることです。
筑波と枚方では給料だけでなく勤務時間や寮の条件も違うため、どちらが向いているかは目的次第です。
筑波側の条件についてはこちらで詳しく解説しています。
枚方製造所が向いている人
クボタ枚方製造所は、期間工としてできるだけ高収入を目指す人だけに向いた求人ではありません。
特に相性がいいのは、夜勤を避けて日勤中心の生活をしたい人です。
8:00~16:30で働き、原則土日休みなので、夜勤と日勤を毎週切り替える生活より予定を立てやすくなります。
その代わり、日勤のみでは深夜割増が付きません。
生活リズムの安定を取るのか、夜勤を含めて月収を高くするのかは、自分で選ぶことになります。
また、半年以上働くつもりなら満期慰労金があり、長期になるほど日給も上がります。
条件を満たせば寮費を抑えられ、1年以上勤務すれば正社員登用試験も受けられます。
仕事内容は小型建設機械の製造なので、立ち作業や工具を使う仕事に抵抗がある人には向きません。
反対に、製造業が未経験でも工場で働いてみたい人、夜勤は避けたいけれど期間工の待遇には魅力を感じている人なら、検討しやすい求人です。
応募前には、日勤だけで働く場合の収入と、夜勤ありの場合の収入を混同しないことが大切です。
現在の給与や勤務時間、選考日程などは変更される可能性があるため、応募時にはクボタ枚方製造所の期間従業員募集ページで確認してください。
筑波を含めた現在の募集条件から選びたい場合はこちらで整理しています。
